2009年8月31日、ホームページより頂いた嬉しいメールをご紹介します。

■件名

皆さん、がんばってください。

■メール内容

私は下肢に先天性重度の障害を持って生まれました。

しかし、日々、不自由を苦にせず、生きがいを持って人生をおくれますのも病院での長い入院療養の後、現在まで支えてくれた父母のあたたかい思いがあってこそと、日々、感謝しております(私は東大寺整肢園にお世話になっていました。)

私は病院や施設でお世話になった後、就職し(数年を経て不慮の事故にあい、私宅での生活を余儀なくされました)が、幼い頃から続けていましたお話作りと絵画をとおして次代を担う子どもたちやたくさんの皆さんに童話や童画を創って「やさしさ」と「安らぐ心」伝えていきたいと思います。

幼い頃の療養生活の合間に母や施設の先生方が時間を見つけては読んで下さったグリム童話や日本の童話に「生きる勇気と夢や明日への希望」をもらって、童話をつくり、童画を描いております。

私の歩んできた人生と私を支えてくれた両親、多くの人々への感謝の気持ちを、忘れず、これからも少しでも子どもたちの励みになるようイラストや童話を創っていきたいと思っています。

私のホームページ「こどものもり」kinderwald.com も、ご照覧戴き、子どもたちに、がんばっている様子、将来に希望をもって生きている様子を伝えてください。

子どもたち、そして皆さんのがんばりに敬意を伝えたいとメールいたしました。

なかじまゆたか
yutaka@kinderwald.com
http://www.kinderwald.com
(こどものもり)

追伸
私の姪の子もダウン症で懸命に生きています。
私も精一杯この子を支えていきたいと思います。

姪の家族も私の童画を見て、そして私の生き方に何かを感じてくれているようです。私の童話集と童画をプレゼントすると、ジッと童画を眺め、かすかに笑って、懸命に言葉を発しようとする様子に、家族が大変勇気付けられたと、電話があり喜んでおります。